2020年、世界禁煙デーに思うこと

World No Tobacco Day 2020: The secret is out.

毎年5月31日は世界禁煙デー。
今年のテーマの意味するところは、タバコ・マーケティングのうそ・ごまかしを見破る知識を得て（特に若年層が）タバコの誘惑に対抗する力をつけること。

https://www.who.int/news-room/campaigns/world-no-tobacco-day/world-no-tobacco-day-2020

さて、日本では？　というと。
タバコ問題どころじゃないウソとごまかしで、日本社会自体が真っ黒けになる勢いの今日この頃……世界から取残されて崖下に転落した感がありますね……。グローバルなテーマについて何が言えるというのか、と自棄になりたい気持をぐっとこらえ、後進国は後進国なりに地道にすすんでいかないとですね。

2020年、新年を迎えた頃には想像だにしなかった現在の状況ですが、ウイルスの感染を避けるための最良の方法とされる“人との接触を避ける”ということが、生活全般にこんなに様々な影響を及ぼすとはと、今さらながら驚いております。
逆をかえせば、それだけ日々人と接し密集して生活してたんですね。

お陰様で今のところ身近な範囲での感染はありませんが、目に見えない相手ゆえ、ともすれば合理的でない解釈で忌避したり、あるいは根拠の無い自信で侮ったりする人もあり、さて自分はどうなのかと自問自答することもたびたびです。

ただ、外歩く際にふと気付いたのですが、受動喫煙を避けるのに以前からとっている行動—前を歩いている人との距離や、風向きに関する注意力—がウイルスを避けるソーシャル・ディスタンシングと非常に似ていて、「なんだ、いつもやってる事じゃないか」と思ったら気が楽になりました。……もちろん、どちらも気にする必要がなくなるのが一番ですが！

今はなかなか積極的な活動ができておりませんが、写真のようなマスクを作ったりしております。生地に限りがあるので、大々的に宣伝してはいないのですが、ぜひ欲しい！という方がいらっしゃいましたら、フォームにてお問い合せください。

お互いに、健康で来年のこの日を迎えられていますように！